パワーアンプ

2013年12月08日

部品入手修理

その機種特有の部品であればメーカー純正品を使用しますが、年代により入手が困難・不可能な部品も多々あります。

そのような部品も、極力オリジナルの動作を保てる代替品を探し交換します。

2013年12月08日

対応

対応(パワーアンプ)

故障分析により導き出した故障原因に対し、再発防止策を施します。

単に経年劣化によるもの、発熱が原因のもの、実装方法に問題のあるもの、設計の弱点によるものなどがあり、症例の蓄積も豊富です。

2013年12月08日

正常性診断

各機能を点検し、本来の動作状態かどうかを評価します。

ＳＴＥＲＥＯ/ＢＲＩＤＧＥなどの動作モード設定、入力感度設定、空冷ファンの動作温度、プロテクト動作など、多岐にわたります。

2013年12月08日

ダミーロードを接続し、信号を出力している状態で本体に振動を与え、異常が無いか確認します。

コネクタ、スイッチ類に接触不良がある時には、出力レベルの変動や観測波形の乱れとなって現れます。

また、個別の部品に振動を与えることで、不良部品を特定することもあります。はんだ不良も同様です。

原始的な方法ですが、確実性は高い評価方法です。
しかし、場合によっては破壊につながることや、微小な症状再現が困難になる（一時的に直ってしまう）こともある為、注意します。

2013年12月08日

消費電力評価

テストベンチに組み込まれた分流回路と、校正された電流計により、各動作状態の消費電力を測定します。

このチェックで、起動時の電力消費の異常やアイドリングの異常を発見できることがあります。